Staff・健康ブログ

2015年9月19日 土曜日

実は10人に1人!先天性欠如歯とは?

こんにちは(*^-^*)歯科衛生士のユリです♪
秋の季節がやってきましたね!今年はのんびりと読書の秋にしたいです(^-^)急な冷え込みに気を付けて風邪をひかれないようにみなさん気を付けてください(T_T)

先天性欠如歯ってご存知でしょうか?本来なら永久歯は28本(親知らず除く)ですが、歯の芽(歯胚)ができなかったり、育たなかったことによって生えてくるはずの歯が生えてこないというものです。
特定の病気や障がい、放射線治療の影響などが原因の場合もありますが、ほとんどのケースでは原因不明です。
2007年~2008年に日本小児学会が1万5000人余りのお子さんを調査したところ、生まれつき永久歯の本数が少ないお子さんが10人に一人の確率でいることがわかりました。先天性欠如歯とは、実は誰にでも起こりうるもので、一本だけ生えてこないというかたから、左右の同じ歯、左右どちらか偏っている、ほとんどの歯が生えてこないという方まで様々です。
先天性欠如歯の診断は、パノラマエックス線写真であご全体を撮るレントゲンでわかります。早くても3歳ごろからわかり、6歳後半になれば確実に診断できます。
歯が足りないために困ることは、噛み合わせが悪くなること、噛んで食べる効率が悪くなること、歯の隙間が開くことで見た目が悪くなることです。
治療法としては、乳歯を大事に残して長持ちさせる、矯正治療をして歯を動かしてかみ合わせや見た目をよくする、インプラントや入れ歯で補うなどが代表的です。

先天性欠如歯は、10人に1人にあり、誰がなってもおかしくありません。早期に発見できると、その後の治療に有利なので、お子さんが小学生に上がる前に、歯科医院でパノラマエックス線写真を撮り、永久歯の歯胚について調べてもらうといいですね(>_<)





むし歯、歯周病、インプラント、入れ歯のかみ合わせ、白い歯、ホワイトニング等の治療は、
三重県松阪市よいほの歯科診療所まで



投稿者 よいほの歯科診療所

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