Staff・健康ブログ
2017年5月23日 火曜日
歯磨剤のフッ化物濃度の引き上げについて
こんにちは(^^)歯科衛生士のエミです。
お天気のいい日が続いていますね!だんだん夏が近づいてきました。
さて今日は、歯磨剤におけるフッ化物濃度の引き上げについてお話したいと思います。
これまで歯磨剤に配合されるフッ化物の国内承認基準はフッ素として1000ppm以下とされていましたが
2017年3月に厚生労働省により国際基準(ISO)と同じ1500ppmを上限とした歯磨剤が承認されました。
フッ化物配合歯磨剤を利用した歯磨きは、世界で最もむし歯の減少に寄与していると評価されているむし歯予防手段です。
フッ化物配合歯磨剤のむし歯予防効果は、配合されているフッ化物濃度と関連して1000ppmを超える場合
フッ化物濃度が500ppmごとに予防効果が6%上昇することが報告されています。
すなわち1000ppmを超える歯磨剤はこれまで国内で市販されていた歯磨剤よりも高い予防効果が期待できます。
一方でフッ化濃度1000ppmをこえる歯磨剤は、一般家庭での使用に際して誤使用を避けるため「6歳未満の子供の使用を避ける」および
「6歳未満の小児の手の届かないところに保管する」などの注意が必要で、年齢に合った適切な量を使用することが大切です。
今後成人の二次う蝕や根面う蝕の予防などセルフケアに幅広く活用されることが待望されます。
むし歯,歯周病,入れ歯の噛み合わせ,白い歯,ホワイトニングなどの治療は「よいほの歯科診療所」まで
お天気のいい日が続いていますね!だんだん夏が近づいてきました。
さて今日は、歯磨剤におけるフッ化物濃度の引き上げについてお話したいと思います。
これまで歯磨剤に配合されるフッ化物の国内承認基準はフッ素として1000ppm以下とされていましたが
2017年3月に厚生労働省により国際基準(ISO)と同じ1500ppmを上限とした歯磨剤が承認されました。
フッ化物配合歯磨剤を利用した歯磨きは、世界で最もむし歯の減少に寄与していると評価されているむし歯予防手段です。
フッ化物配合歯磨剤のむし歯予防効果は、配合されているフッ化物濃度と関連して1000ppmを超える場合
フッ化物濃度が500ppmごとに予防効果が6%上昇することが報告されています。
すなわち1000ppmを超える歯磨剤はこれまで国内で市販されていた歯磨剤よりも高い予防効果が期待できます。
一方でフッ化濃度1000ppmをこえる歯磨剤は、一般家庭での使用に際して誤使用を避けるため「6歳未満の子供の使用を避ける」および
「6歳未満の小児の手の届かないところに保管する」などの注意が必要で、年齢に合った適切な量を使用することが大切です。
今後成人の二次う蝕や根面う蝕の予防などセルフケアに幅広く活用されることが待望されます。
むし歯,歯周病,入れ歯の噛み合わせ,白い歯,ホワイトニングなどの治療は「よいほの歯科診療所」まで
投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL