Staff・健康ブログ

2015年5月29日 金曜日

歯周病と心筋梗塞の関係とは

こんにちは、歯科衛生士のいざわなです(○^^○)
天気もよく、とても過ごしやすい日が続いていますね(^▽^)これから梅雨の時期になっていきますので、今のうちにお布団など、たくさん干しておきたいと思います!☆


近年、歯周病が様々な疾患の原因となったり、発症の引き金となっていることが明らかになってきています。東京大学大学院医学系研究科の研究員が、企業に勤める男性を対象に5年間かけて追跡調査をされたそうです。歯肉からの出血や歯のぐらつき、口臭などを歯周病スコアとして心筋梗塞発症のリスクを分析し、その結果、歯周病を強く疑われる男性はそうでない男性に比べ、心筋梗塞の発症が約2倍多いことが明らかになったそうなのです(!!)
歯周病が心筋梗塞などの虚血性心疾患を引き起こすメカニズムは、歯周病菌とその細菌が産生する毒素や、炎症性物質等が歯肉の毛細血管を通じて全身の血管や心臓に運ばれ、動脈硬化や血管の閉塞をもたらすことが考えられている、とのことです。

身体全体の健康維持のためにも、適切なセルフケアや歯科医院でのメンテナンスで歯周病を予防していきたいですね(○^V^○)



むし歯、歯周病、インプラント、入れ歯のかみ合わせ、白い歯、ホワイトニング等の治療は、
三重県松阪市よいほの歯科診療所まで

投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2015年4月28日 火曜日

レーザーを用いてエナメル質修復

こんにちは(*^-^*)歯科衛生士のゆりです♪
お天気も晴れる日が続いて過ごしやすい季節になってきましたね(#^^#)
ゴールデンウィークもお天気が良いという予報なので、お出かけが楽しみですね♪
私はお天気が良ければ、お弁当を作ってピクニックに行きたいです(*^▽^*)

今日は、レーザーを用いてエナメル質修復が成功した新技術のお話をしたいと思います。
歯の表面部分を占めるエナメル質は、一度欠損してしまうと二度と再生しない組織で、むし歯や摩耗などで欠損した場合、これまでは主にレジンなどの高分子材料が修復に用いられてきました。しかし、レジンは歯の素材と全く異なるため、歯との間に亀裂や剥離が生じる問題や有機成分によるアレルギー反応の問題が指摘されています。
本来歯の治療には、歯の主成分であるハイドロキシアパタイトを用いて行うことが理想的ですが、セラミックスであるハイドロキシアパタイト同士をくっつけることが非常に困難な為、これまでこの材料による治療は実現されていませんでした。しかし、近畿大学の研究グループは、Er:YAGというレーザー用いて、ハイドロキシアパタイトの膜を直接歯に堆積させ、エナメル質を修復する技術を開発させたそうです。歯を削ることができるレーザーを、歯の表面上でハイドロキシアパタイトのターゲットに照射すると微粒子が歯の上に飛散して付着することで膜になると考え実験し、エナメル質の修復に成功しました。
この新技術は、ハイドロキシアパタイトを用いるため、アレルギー反応をおこす心配がなく、初期のむし歯や象牙質知覚過敏症の治療に有効です。ほかにも、歯質の保護やエナメル質の亀裂の修復、審美歯科にも応用できると期待されています。将来的には誰もがこの新しい技術が取り入れられた治療が受けられると良いですね(*^^*)♪



むし歯、歯周病、インプラント、入れ歯のかみ合わせ、白い歯、ホワイトニング等の治療は、
三重県松阪市よいほの歯科診療所まで

投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2015年4月 3日 金曜日

歯ブラシの管理について

こんにちは、歯科衛生士のいざわなです(^▽^)
4月に入ってから満開だった桜も、そろそろ葉桜になってきていますね(^^)所々に見える黄緑色に葉っぱがとても可愛い(><*)
今日は少し風があるようで、道路に落ちた花びらがひらひら、くるくる舞っているのが印象的な今朝の通勤風景でした(○^^○)


今日は歯ブラシについてお話したいと思います。
昔に比べ、歯磨きに気を遣う方が増えてきていますが、「歯ブラシの手入れが分からない」と悩まれる方もいらっしゃるようです。
歯ブラシに付着している細菌の数は数億以上とも言われていて、管理状態が良くないと毛の中で食べかすが腐食し、さらに細菌が繁殖してしまうのです。
歯ブラシの管理のポイントはしっかり流水で食べかすや細菌を洗い流すこと、そしてしっかりと乾燥させることです。キャップはなるべくしない方が良いですが、持ち運びされる際にはしっかりと水気を切り、綺麗なティッシュなどで拭いてからキャップされるといいかなと思います(^▽^)
また、同じコップに家族の歯ブラシが何本か入れられている場合も、毛先が触れてしまうだけでも細菌の行き来の恐れがあるので、歯ブラシ1本1本、清潔に保ちたいですね(○^▽^○)





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投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2015年3月14日 土曜日

甘味摂取を考える


こんにちは♪歯科衛生士のゆりです(*^-^*)
寒い日が続きますね(>_<)もう3月だというのに、、(:_;)次のお休みにいちご狩りに行きたいのですが、せっかくのお出掛けなので気持ちのいいお天気だとうれしいです(*^-^*)♪

今日は甘味摂取についてお話ししたいと思います。
歯科医師や歯科衛生士は、むし歯予防のために、一番抑制しやすい糖類をターゲットにして,「甘いもの控えるように!」と促しますが、そうはいってもほとんどの食品にかなりの量の糖類が含まれています。どの程度なら摂っていいのか、基準がわかりません。そこで、食品の栄養線分表をみると、シュガーレス・ノンシュガー・シュガーフリー・無糖・糖分ゼロは、糖類の含有量が100g当たり0.5g未満で、飲料の場合は」、100cc当たり0.5g未満が表示に必要な基準だそうです。低頭・糖分控えめ・糖分かるめ・糖分ライトは、糖類の含有量が100g当たり5g以下で、飲料の場合100cc当たり2.5g以下という基準があります。
「シュガーレス・ノンシュガー」表示に適用される「シュガー」は、ショ糖(砂糖)だけではなく、ブドウ糖、果糖、麦芽糖、乳糖などの単糖類、二糖類も含まれています。「糖分控えめ」の食品には、容量の5%以下ですが糖類が含まれています。3~4%の糖類が含まれていれば、むし歯を起こすことが可能と言われています。
「甘さ控えめ」といった表示は、栄養表示基準には規定されていません。何をもって「甘さ」としているのかが明確ではないうえに、濃度などに規制そのものがありません。一見「糖分控えめ」と混同しやすいですが、どちらもむし歯予防から考えると、判断がつかない状況です。
糖尿病患者さんのエネルギー制限や小児のむし歯予防などの目的によっては、「シュガーレス・ノンシュガー」は有効と考えられています。しかし、表示の意味を誤解して食べていては、効果は期待できません。言葉のイメージに惑わさせず、成分表示をきちんと見て、利用することが大切ですね(*^-^*)


   

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投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

2015年2月21日 土曜日

顔の筋肉とシワの関係

こんにちは、歯科衛生士のいざわなです(^▽^)
寒い日々が続いておりますが、立春も過ぎ、春の気配が少しずつ感じられるようになってきましたね♪
春が待ち遠しいです(^^*)


今日は顔の筋肉とシワの関係についてお話したいと思います。
みなさんは、「時間がないから」といって食事を短時間で済ませてはいませんか?現代はやわらかい食べ物が好まれ、あまり噛まない食習慣になってきています。
しかし、顔の筋肉を使ってしっかり噛まないと、頬がたるんでほうれい線が目立ち、口角も下がってきてしまいます。すると、全体的に老けた顔に見えてしまい、ときには、不機嫌ではないのに周囲の人に「怒っているのかな?」と思わせてしまうことも...
顔の筋肉を衰えさせず、若々しい顔でいるためにも、一番大切なことは「よく噛むこと」です。そして「よくしゃべること」「よく歌うこと」も筋肉の衰えの予防に繋がります。少し意識してみるだけでも効果はあるので、早速今日から始めてみてはいかがですか(○^U^○)



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投稿者 よいほの歯科診療所 | 記事URL

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